平成21年度収蔵資料展1「村日記に見る名主の一年」


2009.09.03~2009.09.27 329人

開催にあたって

当館では昨年度、『群馬県立文書館収蔵文書目録27』-吾妻地区諸家文書(2)-を刊行しました。目録には吾妻地区に伝わった古文書を収録しています。そこで本展示では、目録作成の成果を生かしつつ、吾妻地方の村々を舞台に「村日記に見る名主の一年」をテーマとして、江戸時代の名主が公務の中で記した村日記をベースにしながら、名主の仕事や役割、村の生活の様子などについて様々な角度からご紹介します。また、古文書の基本的な見方や活用の仕方、昨年度、県の重要文化財に指定された「元禄上野国絵図」についても紹介しておりますので併せてご覧下さい。

吾妻地方は県内でも交代名主制が盛んに行われていた地域の一つとして知られており、名主の引継目録をはじめ、組頭や百姓代の引継目録といった県内でも珍しい史料が確認されています。本展示の中でもそれらの史料を取り上げながら、江戸時代の村における文書管理のあり方についても触れております。

(1) 村方三役
(2) 領主が求める名主像
(3) 名主の決め方・選び方
(1) 村日記の舞台 ー岩井村の様子ー
(2) 村日記を読む
① 安永6年 「名主当番諸用日記」
② 安永9年 「名主諸用日記」
(3) 岩井村の名主の一年
(4) 村入用帳に見る村のうごき
(1) 村役人の交代と文書引継ぎ
(2) 文書の保管 ー帳箱・箪笥ー
(3) 明治期以降の記録の管理