平成18年度 史料展示2
古文書から見る江戸時代
     〜村の掟(おきて)と庶民の生活〜

1 村掟とは何か? 
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1−5 若者たちの掟 25×98cm 1状
大胡町茂木第二区有文書 P8301-140 安政7年 1860

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【大意】
 村内で、男女密会の事件が起きた時も、村内の若者を四組に分け、その組内で簡単に取り扱い、すぐに済ませるように。
 ちょっとしたことでも、寄合と名付けて一同で集まり、大胡町へ行って茶屋などで飲食し宿に泊まるようなことも、たいへんけしからぬことなので、今後はこうしたことは絶対にしないように。


【解説】
 これは、村内の若者組の掟です。
 男女の密会などの事件は内々に処理すること、大胡町の茶屋へ行き酒など飲まないことなどが決められています。
 若者組は江戸時代の年齢集団の一つで、地域差もありますが村の男子が一五〜一七歳になると加入し三○〜四二歳で脱退していたようです。 
 江戸時代の村落生活においては、若者が村内の普請や警備、祭礼などの行事、男女の付き合いや婚礼などに大きな関わりを持ちましたが、領主の法から逸脱した行動をとり村役人と対立することもありました。

※この史料の連印には、印章の代わりに指先に印肉をつけて押した爪印が用いられています。



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