平成18年度 史料展示2
古文書から見る江戸時代
     〜村の掟(おきて)と庶民の生活〜

3 村掟からみる吹屋村の人々〜阿久澤順一家文書より〜
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3−1 賭博、農作物の盗みを禁止した掟「村中相談相定連判牒」 15×39cm 1冊
阿久澤順一家文書(子持村吹屋) PF9701-26/380 寛政2年 1790

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【大意】
 松平越中守様より、最近、博奕厳禁とすることが命じられたが、各場所で破られているように聞き伝わっている。そのようであっては、村役人が立ち行かなくなってしまう。そこで、村中のすべての人々が取り決めを行い、捺印し、必ず法度の趣旨を守ること。
 夏の収穫期に入った油菜などまで、無断で盗み取ったならば、右に定めた通り、罰金として盗んだ者とその五人組は一○貫文出すように。見逃した者は、罰金五貫文を出すように。


【解説】
 博奕、農作物の盗みなどを禁止した取り決めです。第一条では博奕の禁制を破った者がいれば、五人組内で調べた上で村役人に報告するようにと定められています。第二条では盗みに関して、犯人だけでなく五人組の者も連帯責任として罰金一○貫文を払うことや見逃した者は罰金五貫文とされています。



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