平成18年度 史料展示2
古文書から見る江戸時代
     〜村の掟(おきて)と庶民の生活〜

3 村掟からみる吹屋村の人々〜阿久澤順一家文書より〜
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3−2 飼い犬についての掟「村中連印帳」 24×15cm 1冊
阿久澤順一家文書(子持村吹屋) PF9701-5155 文化10年 1813

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【大意】
 飼い犬のことについて、以前から禁止されていたところ、近年はみだりに餌を与える者がいるように伝え聞いている。たいへん良くないことなので、今後は拾った物でも、犬に与えないように気をつけ、屋敷の内に(そのような者を)見付けたなら、すぐに対処するように。右の趣旨をみんなで話し合い、しっかりと心得るように。


【解説】
 この史料には、飼い犬に餌を与えないこと、拾った物であっても与えてはいけないという取り決めが一カ条のみ記されています。江戸時代、農家では番犬として犬を飼うことがありました。ただし放し飼いであったため人間に危害を加えることがあり、村では規制の対象となったこともあったようです。吹屋村の掟の中で飼い犬に関する決まり事は、もう一点(年代不詳…「吹屋村の村掟一覧」をご参照下さい)ありますが「犬之義先達申候通り」とあるだけで、詳しい内容はわかりません。



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