平成18年度 史料展示2
古文書から見る江戸時代
     〜村の掟(おきて)と庶民の生活〜

3 村掟からみる吹屋村の人々〜阿久澤順一家文書より〜
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−3 盗みの禁止と制裁規定「村中議定連印帳」 25×17cm 1冊
阿久澤順一家文書(子持村吹屋) PF9701-26/388 天保8年 1838

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【大意】
 田畑の作物を盗んだ者を見付けたら、すぐに月番へ報告し役人立ち合いの上で片髪を剃り落とすように。その費用は、組合から必ず出すこと。
 自分の畑の作業であっても、午前六時から午後六時までとすること。夜になったら自分のものであっても取り入れないように。見付けたならば、すぐに糺して月番へ報告すること。


【解説】
 農作物の盗みの禁止についての取り決めです。農作物を盗んだ者への制裁として役人立ち合いの上で犯人の片髪を剃落とすことが記されています。これは身体刑の一つで、片髪だけでなく、片眉を剃るなどの類似した事例が全国的に確認できます。この史料には、その他に、夜になったら自分の畑であっても作物を取ってはならないなど盗み防止とも関連したの農作業の取り決めなども出てきます。



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