平成18年度 史料展示2
古文書から見る江戸時代
     〜村の掟(おきて)と庶民の生活〜

3 村掟からみる吹屋村の人々〜阿久澤順一家文書より〜
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3−4 倹約の掟と宴会料理「村方倹約連印帳」 29×21cm 1冊
阿久澤順一家文書(子持村吹屋) PF9701-24/346 安政4年 1857

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【大意】
 祝宴の際の振る舞い、賄いの仕方はあり合わせの品で、一汁二菜とし、酒は三献まで、肴はかずの子、するめ、きんぴらごぼうの三種類とすること。三ツ目(婚礼から三日目の祝い)は、家内のみで質素に行うこと。ただし、組合以外に他の郷の者は招待しないこと。法事についても同様のこと。


【用語】
 一汁二菜 汁物を一品とおかずを二品とするの質素な食事のこと


【解説】
 質素倹約、流産、博奕や居酒の禁止などについて一○カ条にわたる取り決めが記されています。質素倹約に関わり、お祝いの宴の料理は一汁二菜、酒は三杯までとされ、肴はカズノコ・スルメ・きんぴらごぼうの三種類と定められています。当時の村のお祝いの席での料理内容を知ることができる興味深い史料です。



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