平成18年度 史料展示2
古文書から見る江戸時代
     〜村の掟(おきて)と庶民の生活〜

4 村の掟いろいろ
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4−2 地域の産物「議定書」 25×17cm 1冊
黒沢一郎家文書(藤岡市高山) P8201-22 慶応4年 1868

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【大意】
 もろこし、さつま芋、茄子うり、たぎり穂の類、菜大根、植え付け木の実の類、竹の子、山菜、炭薪、右の産物を盗み取ったものを見付けたら、すぐに村役場へ報告するように。もし見逃したり聞き逃したりした者がいて後で発覚したならば、盗んだ者と同様の処罰を受けても言い訳をしないように。
※もろこしはとうもろこし、菜大根は油菜のこと。茄子うりは茄子のことか。たぎり穂に関しては、何のことかはわかりません。「たぎり」は煮え立つという意味に通じるかもしれません。


【解説】
 この史料は、緑野郡高山村(現藤岡市)の村掟です。
高山村は三名川上流域の小平地に位置しました。養蚕が盛んになる前は、畑作を主としましたが山林では薪炭を生産していました。ここでは、竹木の刈り取りについてのことなどの取り決めがされています。もろこし、さつま芋、山菜、炭薪など九種類の作物や産物の名称が具体的に挙げられていることが注目されます。当時、村でどのような農作物を栽培していたか知ることができます。



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